実施概要

■講座名:卒業後の働き方や暮らし方を考える場所「オトナの家庭科」Vol.2

■内 容:
1、はじめに:ナビゲーターより主催者とゲスト講師の紹介/オトナの家庭科とは
2、アイスブレイク:あなたにとって「家庭」とは?
3、ゲストトーク:「家庭が人をつくるって?〜家事・子育てを通してわかったこと〜」
4、ワークショップ:Why?から見つける理想の自分
5、個人ワーク:自分と向き合う5分間
6、グループワーク:シェアタイム 〜気づきと学びの共有〜
7、終わりに:今日のまとめ

■日  時:2016年11月27日(日)14:00~16:00(13:45~受付開始)
◼︎主  催:Logista株式会社

Logista株式会社インターンシップ生の村嶋です!
2016年11月27日(日)に「仕事も家庭も大切にした働き方について皆で考えたい」という思いで企画した学生向けのキャリアイベント卒業後の働き方や暮らし方を考える場所「オトナの家庭科」の第2回目を、福岡市内で開催しました。

大学生8名、社会人3名の計11名の方にご参加いただいた今回のイベント。

ゲスト講師には、福岡女子大学同窓会「筑紫海会」の矢野芙美子会長にお越しいただき、ゲストトークのモデレーターを村嶋が、ワークの進行を同じくインターンシップ生の森崎が務めさせていただきました。

 アイスブレイクの時点で「家庭とは?」という問いに対して「自然で居られる場所」「温かく受け止めてくれる場所」など、さまざまな価値観を出し合った中でスタートしたゲストトーク。大学卒業後の会社員としての日々、寿退職からの35年間の専業主婦生活、3人のお子さんを育て上げた母としての時間、そして40歳にして再び働き始めたことなど…矢野さんご自身に人生を振り返っていただきながら、参加者全員で「家庭が人をつくる」という矢野さんの言葉の背景を感じとっていく時間となりました。

家庭は「自分自身」であり、一人の人間の文化。
仕事は「才能の子ども」。だから、両方大切。
家庭と仕事の両立に向けて「家庭を科学する」ことが重要。
また、「自立」することも重要。
子どもの自立のために親ができることは「愛情」を注ぐこと。
愛情を注ぐためには「自分自身の感性が豊か」である必要がある。
人と交わる中で「感性」を磨いてほしい。
(ちなみに、夫婦関係においても「自立」は重要なキーワード!)

…など、普段の「家庭生活」が人生全般に与える影響を、ご自身の経験とこれまでに出会ってこられた方々のエピソードを交えてお話しいただいた印象です。

ゲストトークの間、参加者の皆さんには「気づき・学び」の他に「Why?」と感じたこと…疑問や、もっと聞いてみたい!と思ったことを付箋に書き留めていただきました。中には「気づき・学び」の付箋を20枚近く書いている人も!それほどまでに深いトークだったと私も感じています

その後は参加者同士で感想を共有!「どんなWhyが出てきた?」とグループ内で共有するだけでも新たな視点が得られたようで、それぞれに自由に感想を語りあっていらっしゃいました。

また、ゲストに混ざってもらっての"本音の質疑応答タイム"に移ってからは、「仕事選びの基準」「家事の実践の仕方」や「親が子どもに望んでいることは?」など、思い思いの質問が飛び交い、矢野さんのあたたかくも力強さのあるメッセージに、その場にいる全員が笑顔になる瞬間がたくさん見られました。

全体のワークショップ終了後には、それぞれに自分と向き合い「家庭とは?」に対する自分なりの定義と「実現に向けて」の思いを整理する時間を設け、全体に向けて参加者それぞれが得た気づきと学びを共有していただいた2時間。

アンケートやイベント終了後に個別にいただいた感想では、

・結婚や子育てなど、働くこと以外の自分の将来についても考えられる貴重な場でした!
・「自立」や「家庭」の意味をじっくり考える良い機会になりました。大変良かったです。
・周りの方と話し合う時間を通して自分の「家庭」に対する価値観が見えてきました。
・これまでの自分は「家庭に対して客観的だった」ということに気がつかされました。主体的に「家庭」について考え、行動していきたいです。
・家事や育児を含め、さまざまな仕事をされてきた方の話が聞けてとても勉強になりました!
・まずは学生のうちから食生活と身体のバランスを心がけたい!と思いました。

・家庭が人をつくり、人が社会をつくっていることを実感しました。
・「家庭」の大切さやありがたみを感じる時間でした。また新たな気づきを得に参加したいです!

などの声を寄せていただきました。ご参加いただいた皆さま、ゲストの矢野芙美子さま、ありがとうございました。

今後も企画運営に磨きをかけて、「仕事だけでは語りつくせない暮らしの営みや、人生のリアル」を今を生きるオトナの皆様にお話しいただきながら、学生の皆さんには、学校のキャリアセミナーや就職活動とは一味違った「自分の将来について考える場」をお届けできれば幸いです。

また、「オトナになった今こそ自分と向き合いたい!」と思われている社会人の皆様のご参加も歓迎しております!今更学生と話すことなんて無いなぁ…と思われるかもしれませんが「将来を模索する学生」と一緒に考え、意見交換をする時間の中で「自分が本当に大切にしたいこと」に思い当たるキッカケを掴んでいただけるかもしれません。
少しでもご興味ありましたら、ぜひ参加してみてください!