「お姉ちゃんなんだから!」「国立大学に合格しなさい!」「公務員になりなさい!」と言われ続けた私。「がんばっているから価値がある。がんばっているから愛される」と信じ、走り続けていた私。

そんな私が親になった今、大切にしていること。それは…

再び未知の世界へ…!

夫の転勤で福岡から北海道へ移り住み早1年半。
13年勤めた小学校教諭を辞め、今は家庭教育に熱中している池永 良恵(いけながよしえ)です。第1子は5歳、第2子は2歳となりました。そしてなんと…今年の11月には第3子が産まれることに!今は、臨月の大きなお腹にウンウン唸りながら、「早くこの子の顔が見たい…」と毎日を必死に過ごしています。

気がかりがあるとすれば、北海道での出産・育児は"初"という点。

夫も私も実家が福岡で里帰り出産もしないため、3人目とはいえ未知の世界に突入します!「雪が降るからベビーカーは使えない?!」「暖かい家の中で過ごせば大丈夫?」…どうなんでしょう?(笑)

不安もありますが、今年の冬も楽しみです!

がんばることで愛される?価値がある?

さて、間も無く3人きょうだいでの新生活が始まる池永家ですが…実は私も夫も、3人きょうだいの長女と長男。私には妹と弟が一人ずつ、夫には弟が二人いる中でそれぞれに育ってきました。

ただ、親の子育てまで似通うということはないもので。「一番上のお姉ちゃんだから、がんばらなきゃいけないよ。失敗できないよ」と言われて育った私と、「産まれてきた順番に関係はないよ」と言われて育ってきた夫。やはりそれぞれに、親から掛けてもらった言葉は異なっていました。

 当時の私は努力が苦にならない性格で、言葉通りに「お姉ちゃんだから失敗できない。やらなくては!」と常に奮闘していました。長い間「がんばる」気持ちを大切にできたことは良かったのかもしれません。


しかし、20代の途中でその気持ちがプツンと切れてしまいました。
教諭だったときに、うつ病になってしまったのです。

「がんばっている私でないと、価値がない。愛されない」と心底思っていた分、このうつ病はとてもつらいことでした。今でも少し後悔することがあります。

「あなたを丸ごと、愛している」

そんな私も、今では親になりました。

そして日々、子どもたちに伝えていることがあります。
それは「あなたを丸ごと愛している」という気持ちです。


これを私なりに言葉にすると「がんばってなくても、大好きだよ」にはじまり、「歩けなくても、大好きだよ」「泣いていても大好きよ。嫌いにならないよ」「こぼしても拭けばいいから大丈夫!そのくらい平気!」…と、「大好き、大丈夫、平気」のオンパレードになります(笑)


親子の愛情表現も様々ですから、人によってはちょっと気恥ずかしく思うかもしれませんね。でも、こうした「子どもにも分かりやすい表現」で愛情を伝えることは、実はとても大切なことなのではないかと思っています。

 

「がんばれ、がんばれ」と努力を求め続ける育児ではなく「がんばってなくても、大好き」「そこにいるだけで、価値がある」「失敗しても、大丈夫」そんな気持を、ちゃんと伝わる言葉で伝えていきたい。

 それが、自分の生い立ちと、苦しかったうつ病の経験から学んだことです。

「がんばっていなくても、大好き。でも、がんばっているあなたは、すごい!」

とはいえ、「がんばること」自体を否定しているわけではありません。

実際に、我が家の第2子であるかいちゃんは「がんばりたいお年頃」!

幼稚園に入園し、赤ちゃんが産まれることが分かってからは「かいちゃんは、お兄ちゃんだから!」「お兄ちゃんみたいにがんばった!」とお兄ちゃん熱が上昇中。「がんばること」に一所懸命です。また、第1子は勝負の結果にこだわる性格。やはり「がんばりたい気持ち」を持っており、親としてそれを応援しない理由はないと思っています。

 だからそんな時には、「かいちゃんは"かいちゃんだから"大好きなんだよ。特にがんばっていなくても、お兄ちゃんじゃなくても、かいちゃんのこと大好きよ」「特にがんばっていなくても大好きだけど、がんばっているまおを見ると凄いなぁと尊敬するよ!」とだけ伝えるようにしています。

ちなみに第1子のまおは片付けが苦手です(笑)長女とはいえ、まだ5歳。苦手なことからあきらかに逃げる時もあります。そうした時には「まおに散らかされて、お部屋は泣いてない?私、泣いてると思う。」とはっきりキッパリ伝えた上で、「まおはこのままでいいのかな?」と一言。

ちょっと本人に考えてもらって、少しずつ部屋が片付いていったところで「がんばっていない時でも、まおのこと大好きだけど、すごいね!お部屋がよろこんでいるよ!!スッキリした気分になってうれしいね!!」とギューッと抱きしめています。(これで上手くいくときはいいのですが、もっと気分がのらない場合は1つ片づけたら、1回ギューッと抱きしめます。これはなかなか大変です…)

片付けという「苦手なこと」に向き合ったまおは、本人なりに「がんばった」わけで、そこはやはり「すごい!」と声をかけてあげたいポイント。でも、「がんばったかどうかに関係なく、あなたのことを愛してる」という気持ちは漏れなく伝えたい。その点にはやはりちょっぴりこだわっている私なりの子育てです。

実は、まるごと愛されていたのは私でした。

こうして5年間の育児生活の中で、何度となく「がんばってなくても大好き」を繰り返してきた私ですが、なんと自分にもごほうび!?がありました!

長女のまおが4歳の頃。一緒に布団に入って「今日もまおは1日よくがんばったねぇ。でもママは、まおががんばっていなくても大好きだからね」といつものように話しかけた時。なんと、「まおも、がんばっていないママも好きだよ」という思いもしない言葉が返ってきたのです。

心底ビックリしました。と同時に、子どもが自分を認めてくれていることが伝わってきて、嬉しさで胸がいっぱいになりました。実は、丸ごと愛してもらっていたのは私の方だったんですね。

 

第3子の妊娠がわかったのは、それから程なくしてのこと。

今では「ママはお腹に赤ちゃんがいるから無理しなくていいよ!」「まおがいっぱいお手伝いしてあげるからね!」と温かい言葉をたくさんかけてくれる頼もしいお姉ちゃんに成長してくれています。(ただし、やはり片づけは苦手!笑)

 

「自分が言った言葉がそのまま返ってくる」ことの怖さと楽しみを兼ね備えた育児。私もまだまだ悩むこともありますが、第3子誕生後の育児も楽しみの方が多くなるよう、まずは「安産」を目標に過ごしていくことにします。皆さんも、日々の育児の中で楽しみを見出していけますように!

読んでくださり、ありがとうございました。
次回は「3人育児」のレポートができたらいいなと思います!それではまた!

無料メルマガも配信中!

▼「子どものやる気スイッチONメルマガ!」
https://www.agentmail.jp/form/pg/6654/1/

 

幼児~小学生向けの学ぶ意欲を高めるメルマガです。お気軽にご登録ください!

過去の記事

おせっかい隊:池永 良恵(いけなが よしえ)

夫の転勤を機に福岡から北海道へ。約400人の児童と800人の保護者と関わってきた13年間の小学校教諭としての経験と、指導してきた金管バンドを西日本大会へと導いた経験、心理ケアカウンセラーの資格や保育士資格などを活かし、「心と未来を『見える化』するイラストカウンセラー」として独立。また、「自分&子の両方を大事に」をモットーに、3歳と1歳の2児の母親業を楽しみながら、苫小牧市 教育委員会 社会教育委員としての活動や、福岡時代から主宰するママサークル「赤ちゃん集会!」の活動にも取り組む。子育て情報誌「りとる・びぃーんず」では巻末のコラムを担当。ケーブルテレビ「子育てとまこまい」ではリポーターとしても活躍中!


▼イラストカウンセリング
http://illust-counseling.com

やる気ON!になる無料のメルマガも配信中!