どんな「働き方」「暮らし方」をしたいですか?
どんな「人間関係」を築いていきたいですか?
どんな「自分」「夫婦」「家族」で在りたいですか?

そして・・・

その思いを、隣にいるパートナーは知っていますか?

ビジョン=「在りたい姿」や「目指したい未来」

は夢や目標に関わる重要なテーマ。

はっきりとしたイメージがある人ばかりでなく、ライフイベントを機に変化することもあるものですが、そうした心模様を自分自身で把握することはもちろん、パートナーとの間で共有できていない人は少なくありません。

特に妊娠〜産後・育児期は、忙しい日々の中でお互いの変化に鈍感になりがち。「夫と妻」という立場に「父と母」という役割が加わる中、どんなビジョンを思い描いているのか。時間をつくって共有してみることも大切です。

どんな「働き方」「暮らし方」をしたいですか?

仕事人間だった夫が、「長期の育休取得を取りたい」と言い出したり。
専業主婦になりたいと言っていた妻が、「時短勤務で働き続けたい」と言い出したり。

夕飯は会社帰りに外食で済ませがちだった夫が、朝も夜も食卓を一緒に囲むようになったり。
都会暮らしが好きだった妻が、子育てを環境を考えて自然豊かな郊外への引越しを提案してきたり。


赤ちゃんのお世話がはじまり、子どもの成長を実感する中で、少しずつお互いの働き方や暮らし方におけるビジョンにも変化が出てきている可能性があります。

現状の働き方や暮らし方に不安や不満はないですか?
変えたいと思っていることはないですか?

子どもを中心に考えた生活スタイルに切り替わっていく中で、今までとは違った働き方や暮らし方を望むようになるのはある意味自然なこと。しかし言葉にする機会が無い中では、自分の本音にも相手の本音にも気がつきにくいものです。

自分一人で静かに振り返るのも良いですが、お互いの本音を引き出し合うつもりで、産後一度は「理想とする働き方や暮らし方」について夫婦で共有する機会をつくってみましょう。

どんな「人間関係」を築いていきたいですか?

周りの人たちに対してどんな自分で在りたいか。

パートナーや子どもに対してはもちろんのこと、自分の親やパートナーの親、友人や職場の仲間に対してなど、産後は人間関係におけるビジョンにも変化が生じてくることがあります。

たとえば、妊娠中までは「子どもが生まれても月に1度は夫婦でデートしたい。友達とも遊びに行きたい」と話していた妻が、何よりも子どもとの時間を優先するようになったり。「部下と飲むのも仕事のうち」と深夜帰宅が当たり前だった夫が、子どもが起きている時間には帰宅するようになったり。学生時代の友達付き合いが中心だった妻が、新しいママ友とも積極的に交流するようになったり。長らく実家と疎遠になっていた夫が「両親にも生きているうちに孫を抱かせてあげたい」と考えるようになったり。

親としての立場が加わる中で、周囲との人間関係を見つめ直すようになる人は少なくありません。

 

一方で、産後の女性の中には「人とのコミュニケーションが億劫」になる人も。

・赤ちゃんのお世話と家事で一日が終わるから。
・家に来られても十分な対応ができず申し訳ないから。
・睡眠不足で、人と話す気力や体力が低下しているから。
・よその家庭と比較して卑屈な気持ちになってしまうから。
・赤ちゃん連れで出かけることを考えただけでも大変だから。
・産後太りが解消されず、人と会う時に着れる服が無いから。
・メイクをしたり、美容院に行って身嗜みを整える時間の余裕が無いから。

…など理由は様々ですが、「自分自身のケアが不十分」と感じている人ほど、人間関係に対して前向きなビジョンを描きにくく、人との関わりをストレスに感じ易くなることがあります。

産後、パートナーが人間関係で悩みを深めることがないように。
子どもたちのためにも周囲と前向きな人間関係を築いていけるように。

お互いの問題意識に向き合いながら、「理想の人間関係」についても夫婦で共有し、知恵を出し合ってみましょう。

「わたし」のビジョンと「わたしたち」のビジョン

このように、「働き方」「暮らし方」「周囲との人間関係」など、いくつかの切り口でビジョンを見つめ直していく内に、そもそもどんな「自分」「夫婦」「家族」で在りたいと思っているのか…少しずつ「わたし」個人のビジョンも整理されていくようになると思います。

そうした個々のビジョンを尊重しあいながら、今度は「わたしたち」としてのビジョンを考えていく。

どんな夫婦で在りたいか?
どんな家族で在りたいか?

この問いに対する答えがすぐにまとまるご夫婦ばかりではないと思いますが…対話を重ね、互いに納得いく答えを導き出せた時、お互いの存在が一層心強く感じられるようになっているはずです。

ちなみに、ふたりで夫婦・家族のビジョンを創り上げていく際に一つだけ心に留めておいてほしいことがあります。
それは、

「自分が生まれ育った家庭や周囲と、これからふたりで形創っていく夫婦・家庭は別物である」

ということ。

お互いが生まれ育った家庭環境や、アドバイスをくれる周囲への感謝と敬意を持ちながらも、「夫婦」という人生のパートナーとの間で「わたしたち」だから描ける今と未来を築いていく。単に話し合えば良いというわけではなく、こうした姿勢で夫婦の対話に臨むことが、実は最も大切なことなのかもしれません。

何にしても、お互いに気がつかないうちに心が離れてしまわないように。産後は少し立ち止まって「わたしのビジョン」「わたしたちのビジョン」をそれぞれ共有する時間も設けてみてくださいね。応援しています!

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「夫婦会議」とは?

「夫婦会議」とは、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて「対話」を重ね、行動を決める場のことです。自分一人の意見を通すため・相手を変えるために行うものではありません。特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのものです。大切なことを前向きな気持ちで対話していきましょう。

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